学科長挨拶【秋学期に向けて】

新入生の皆さん、相模女子大学へのご入学おめでとうございます。
英語文化コミュニケーション学科の教員を代表して、心よりお祝い申し上げます。

今春は新型コロナウイルス感染症の影響により、オンライン授業となりました。本来ですと桜舞うキャンパスで、緑のまぶしいキャンパスで学ぶ予定でしたが、残念ながらそれはかないませんでした。

私は観光学を研究していますが、今世界で猛威を振るっている新型コロナウイルスは、観光産業に大きな影響を与えています。

世界各地ではソーシャル・ディスタンシング(社会距離)と行動制限で対応していて、2メールと離れるといった人と人との距離を離したり、Go toトラベルでも東京を除外するなど行動を制限したりしています。10月1日よりGo toトラベルに東京も含まれるようになりますが、また感染が拡大すると取り消しになる可能性もあります。薬がない今、そのような方法でしか新型コロナウイルスの感染をおさえる方法がありません。

このような対応方法は残念ですが大きな社会的問題を引き起こします。人間は、人と人との「交流」を通して発展してきましたが、観光現象はまさに自分の知らない土地に行き、そこに住む人と文化との「交流」をすることが基本となります。近代になり現代観光がスタートしました。これまで100年を超えて「交流」する人数が減少したことはありませんでした。しかし。この2020年は交流がパタッと止まってしまった。しかし、人間の「交流」の欲求は止まりません。必ず「交流」は戻ってきます。これまでの歴史を考えると、必ず近いうちにコロナ禍も収まり、大学での友達との語らい、自由な旅行、そして海外への語学研修、留学が再開すると私は信じています。

10月13日から授業が始まりますが、一部授業は対面となります。我々教員は対面教育は大学教育でとても重要なことだと認識しています。相模女子大学は、教員に近く、少人数で親身な教育を実践しています。オンライン上のコミュニケーションでも、問題にぶつかったら1人で考え込まないで、どんどん教員に質問をしてください。

 最後に皆さんに希望を込めてメッセージを贈ります。

このような新型コロナの苦難の時代だからこそ、その苦難を糧とし乗り越え、相模女子大学の教育の大きな目標でもある「社会に貢献できる人物」に成長することを信じ、願っています。

相模女子大学学芸学部英語文化コミュニケーション学科 学科長 九里 徳泰