■就活について

○彼氏/会社をどうやって選ぶか

 

皆さんは、彼氏を選ぶ時にどのような基準で選ぶのでしょうか。

皆さんは、就職する企業を選ぶ時にどのような基準で選ぶのでしょうか。

就活を恋愛にたとえて少し考えてみたいと思います。

 

彼氏を選ぶにあたって、かっこよくてお金持ちで性格も良ければ、最高です。でも、テレビに出てるイケメン俳優とかとつきあえたら、と本気で考えていたら、ちょっと痛い人かもしれません。

 

もちろん自分も今をときめくアイドルだったら現実的かもしれません。でも、どこにでもいるただの一女子大生だったら、憧れのアイドルはアイドルでおいておいて、現実的な彼氏は自分の身の丈にあったところで、探すのが普通でしょう。

(もちろん、イケメン俳優にファンレター送ったら「ありがとう、愛してるよ」なんて返事がくるかもしれないけど、それはファンを大切にするためのあくまでもお仕事の一環ですから…)

 

一方で、就活の話。就職先をどうやって選ぶのか。

有名企業で給料がよくて仕事が楽しければ、最高です。

 

でも、これまでなーんにもしてなかったのに就活が始まったとたん、一流企業で年収1千万、やりがいのある仕事だけど残業はなしで土日休み、とか、都心のオフィスで芸能人や一流財界人とも一緒に仕事をする華やかな仕事、なんて言い出したら、ちょっと痛くないですか。

高校生の時や大学入学時からピンポイントで焦点を定めてそれに向けて努力をしてきたとか、何か一つ誰にも負けない自分の能力とたまたま合致する業界がある、というなら話は別ですけどね。

 

普通の学生だったら、憧れの有名企業はそれはそれとしておいておいて、現実的な職業は自分の身の丈にあったところで、探すのが普通。

(もちろん、超有名企業でもネットで気軽にエントリーできるので、一応審査は受けられます。そして「ご縁がありませんでした。ご活躍をお祈りしてます。今後も当社をご愛顧ください」といわれるでしょう…)俗に言うお祈りメールと言います。

 

 

○身近なイケメン/優良企業

 

さて、重要なのはここからです。

 

あらためてふだんの生活をみてみると、身近な男子、例えばバイト先にもなかなかのイケメンや、付き合ってみると楽しそうないい人がたくさんいます。そこで、彼らと付き合えば、幸せな恋愛&結婚生活が送れそうです。

 

会社もおなじ。もちろん、有名企業ではなくとも、就職先として優良な企業はたくさんあります。そこに就職すれば、適度のやりがいとお給料とで、充実した社会人生活を送れます。

 

だったら、まずは憧れのアイドル歌手にチャレンジして、振られたら身近な彼らと付き合えば良いか、と思うかもしれません。

 

しかしそれなりに魅力的な彼らは、当然それなりにバイト先ではモテています。皆さんがアイドル歌手にうつつを抜かしているうちに、もしかして目ざとい現実路線のバイト仲間に、既にとられてしまっているかもしれません。

 

同じように、知名度はないけど優良な企業を有名大企業の「滑り止め」とか、「大企業に落ちてから探そう」するのは危険です。当然のことながら、皆さんが大企業に落ちて夢からさめる頃には、しっかりと自分の適性を見極めた学生がすでにエントリーしていて、もう決まっているかもしれないからです。

 

早い段階から自分の適性を踏まえて、現実的な選択肢を模索した方がいいでしょう。彼氏選びも企業選びも。

 

 

○外見に惑わされるな―BtoB企業の重要性

 

もうひとつ、イケメンでお洒落でかっこいいとかいう外見のみ、とかお金持ちっぽいという経済的な部分だけで、彼氏を選ぶのは慎重になるべきです。つきあうと、性格最悪でさらにはDV男や浮気性な人かもしれません。そういう男とつきあうと、最初はいいかもしれませんが、つきあっている最中は大変かもしれません。あざだらけで、お金を貢がされたり、果てにほかの女と浮気されたり…「それでも彼時々やさしいの」とか言っちゃたら最悪です。友達に対する見栄にはなるかもしれませんが、それで果たして幸せと胸を張っていえるでしょうか…

 

同様に、有名企業で商品は知られていて、あるいは高収入の可能性をちらつかせているけど、過重労働で休みがなく、こき使われた後ポイ捨てされる、使い捨ての労働力として若手女子社員をみている企業も少なくありません。内定をもらった時はうれしいかもしれませんが、いざ働いてみると、「こんなはずじゃなかった」となるかもしれません。こんな企業は、やはり、友達に対する見栄としてはいいかもしれませんが、自分自身の幸せを考えると…

 

世の中の男子、見た目はパッとしないけどとても優しくて性格がいい、あるいは変わり者に見えるけどなぜか波長は合う、外見は地味だけど誠実で同性からも信頼されている、自分とは音楽の趣味がぴったり、友達からは「なんで?」といわれても自分にとっては大事な彼、そんな人も探すとたくさんいます。

 

会社だって、他人からは「うらやまし~」とか言ってもらえなくとも、自分ではそれなりに楽しく働ける職場がきっとあるはず。とくに、一般消費者向け商品を扱っていない、いわゆるBtoBの企業にはそのような会社が多数存在します。なかには、とてーも地味な機械の部品作っているけど、世界シェアNo. 1という企業だって日本にはごろごろしています。

 

 

○つきあって/入社してみないと分からない

 

ただ、これだけは知っておいてください。

 

どんなに大恋愛してラブラブの彼氏でも、あるいは性格がぴったり合って楽しく過ごせる彼氏でも、つきあってから初めてわかるいやなところは必ずありますし、一緒にいて喧嘩になることも絶対あります。完璧な人間なんていません。てか、そもそもあなた自身が完璧じゃないんだから…

だから、つきあう前にあれこれ悩んでも、しょうがない部分もあると思います。人とおつきあいすること、ましてや結婚生活を送ることは、実は苦労の連続です。苦労するのは当然承知であえて飛び込むしかないんです。

 

就職したら、たとえ希望の会社に入っても、入社前にはわからなかった問題点が明らかになるでしょうし、初めて経験する困難や苦労の連続です。よく「ブラック企業」という言葉が使われますが、社会人となれば学生時代のぬるま湯とは違ってつらいこともたくさんあります。その意味で、学生からみれば、どの企業もある程度「ブラック」的な要素をもっているのは当たり前です。社会人は大変なんです。結婚生活と同じく。

 

たまに、ラブラブので彼氏といるとすべてが楽しいという人がいますが、それはその人が超ポジティヴ、とても楽天的な人なのでしょう。逆に、会えば愚痴ばっかり言うネガティヴ思考の人もいますが、これまた同じですね。会社勤めもいつも文句言っている人、楽しそうな人、両方いますがそれも性格次第ということです。

 

 

 

○出遅れないこと

 

就活を始めるにあたり、出遅れないことが重要です。

 

なぜなら、先ほども書きましたが、出遅れると自分にぴったりの相手が、既にほかの相手とカップルになってしまっているかもしれないということがひとつ。

 

もうひとつ、むしろこちらの方が重要かもしれません。周りのみんながどんどん「進んで(具体的には自主規制)」いくと、出遅れた方は最初の一歩を踏み出す勇気が段々となえていくからです。「もういい男は残ってってないし」「どーせ私はもてないから彼氏なんていらない」なんて開き直っても、内心ではさびしい…なんて感じになると悲しいです。

 

就活も、周りのみんながやれ最終面接だ、内々定だとかなってくると、いまさら説明会(それも興味のない会社)に行くのは、とても億劫になってきます。「いい企業は残ってない」「フリーターでも幸せになれる」と強がっても、実は将来が不安…てなことにならないよう。

 

もっとも、どちらも出遅れたとしても、男子や企業にも同じような状況があって、結局いい相手が見つかるなんてこともよくありますが…いずれにしてもあきらめないことが肝心です。

 

 

○「恋多き女」も善し悪し。

 

「肉食系」よろしく、手当たりしだい?に男の子にアタックをかけて表面的には派手で楽しそうな生活を送ってそうな女子もいます。しかし、男子からみてそんな子は、必ずしも魅力的であるとは限りません。「(…自主規制)」とか言われたり、せいぜい都合の良い女どまりだったりするかも。本人だって、恋愛に疲れてすれっからしになって、何か斜に構えた感じになっちゃってるかもしれません。男子からみると、そんな女子は微妙です。

 

就活でも、結構「活発に」やっている子もいます。ただし、手当たりしだいにエントリーしたり、一目ぼれよろしく全然違う業界の企業を思いつきでエントリーしたり、コロコロ希望職種を変えたり…という状況だと微妙です。ときとして妙に就活慣れしてしまって企業から敬遠されたり、何より本人が消耗しきっていて選考でアピールできていない子も少なくありません。

 

だいたい、やたらめったらアプローチしている子は、アタックされる方(エントリーされる方)からすると、この子本気でおれのこと好きなのかな(わが社を本気で志望しているのかな)って疑いますよ。

多く付き合ったから、多くエントリーしたから、ベストの選択肢が見つかるとは限らないでしょう。恋愛も就活もほどほどに、ということでしょうか。もちろん人によってキャパはさまざまですが。

 

 

 

○偶然の出会い

 

そして、恋愛も就職も、どちらもすべてがうまくいくなんてことはありません。

 

失恋もいい思い出、最終面接で落ちても、その経験が今後の人生に役立ちます。つらい経験はその人の人間としての器量を広めてくれますから。

 

偶然が幸せを運んでくることもあります。

 

友人の(キャリア支援の)紹介で気が向かないけどしぶしぶあった男子(企業)が、なぜかビビッときた…とか、失恋した日に(選考に落ちた日に)偶然会った中学の同級生が昔に比べてずっとかっこよくなってたのでつきあい始めて、今では幸せな家庭を築いています(偶然見かけた以前は受けもしなかった地元企業が改めて魅力的な条件に思えて就職したらとても毎日が楽しく過ごせている)…とか、ありがちな話です。

 

 

○将来性、あるいは自分を成長させてくれるパートナーか

 

また、今現在で「イケてる」と思えても、将来どうなるのかはわかりません。昔イケメン、今は見る影もなくただのハゲでデブのおっさん、こんな人良くいます。いやそれならまだまし。つきあっているときはバブルのころで羽振り良かったのに、会社の業績が悪化して給料へって…ならともかく、働かなくなって、ギャンブル漬けで、さらに若い女のところに…自分が働いて食わせている、子供がいるのに…そんなの最悪です。

 

まったく同じで、就職した時は話題の業界で給料がそこそこもらえていても、その後会社が傾いてしまって給料未払いでおまけに残業続き、あるいは急にリストラでクビ…ということもよくある話。だったら今はそれほどでなくとも今後成長する企業の方がいいでしょう。

 

どちらの場合も、むしろ、相手に関係なく自分が常に成長していけるパートナー(会社)を選ぶ、あるいは自分がパートナー(相手)を成長させる、ぐらいの気持ちがあった方が、良いと思います。

 

あと、一見給料も安く、仕事が大変そうでも、そこで身につけたスキルが、将来自分が転職するときに役に立つ、ってこともあります。一緒にいてお互いを成長させられる彼氏と付き合いたいですよね。

 

 

○まとめ

 

さて、具体的なアドバイスとなると難しいのですが…さしあたりいくつか

 

常に出会いの場を求め、気に入ったら勇気を出して告白

(就活の情報はこまめに入手し、いい会社があったらエントリーしてみる)

 

見た目のカッコよさに惑わされず、自分との相性を広い視野で検討する

(知名度や業種の派手さに惑わされず、自分の性格や能力とあった企業を選ぶ気持ちを忘れずに)

 

絶対に譲れない点は、一応確認しておく。ハゲはだめとか、マザコンはだめとか…

(勤務地、職種…)

 

選り好みをほどほどにして、一度付き合ってみる

(人が集まっていない企業、BtoBの企業で何をやっているか良くわからない企業でも、勇気を持って話しを聞いてみる)

 

いろいろ書いてきましたが、もちろん好き勝手書いているだけなので矛盾もあると思います。なにより、それでもイケメンで金持ちでお洒落でっていう男子と付き合いたいんですよね、本音は。この気持ち、絶対に大事にしてください。持っていて損はしません。人間夢があるから生きられるし、自分を磨くことができる。

 

でも一応繰り返しますが、それで○○(誰でも可。最近だとISSA?藤森?ぐらいにしておくか)にこれまで何人の女が泣かされてきたんでしょうか?よーく考えてください。少し現実路線の考え方を持っておくのも大事だと思います。

 

ちなみに、若いころかわいくて男子に大人気だった女子が、アラフォーになったらダメンズにさんざん引っかかったあげく、見る影もなく輝きを失っているのに対し、地味だった子が仕事もバリバリ育児もバリバリ、とても輝いて見える、なんてこともあります。

 

ま、恋愛も就活も、悩ましいのが当たり前。たくさん悩んで、その過程が自分にプラスになると思って頑張ってください。

 

就活の時期に多くの企業を知っておくと、社会に出てから役に立つことがあります。企業訪問が出来るのも、学生の特権です。就活を多いに楽しんでください。