自分の世界は変わった~マニトバ留学記(下)

そして夏はあっという間に過ぎ、今までに体験したことのない冬がやってきました。日本の冬は〝寒い〟という感覚でしたが、ウィニペグの冬は〝痛い〟という感覚でした。マイナスの気温も初めての体験で、初めは「もうこれ以上下がったら家から出れない」など言っていましたが、慣れとは恐ろしいもので、マイナス30℃になっても生きていけました(笑) 体感温度だともっと低かったと思います。

下の写真は学校へ行く途中に撮ったものです。雪はたくさん降り、積もりました。日本の雪とは違い、さらさらふわふわしていて、雪の結晶を肉眼で見ることができました。

そしてそんな冬を越し、ウィニペグの春の陽気を感じ始めた頃の2011年4月7日、私は日本に帰国しました。

留学に行って、私の世界は大きく変わったと思っています。今までは日本で学んだ価値観や考え方でしか物事を見ていませんでしたが、ウィニペグ――世界を見て、どれほど小さく偏ったものだったのかを知りました。また世界を知ったことで、日本の見方も変わりました。世界と比べてどこが良いや、どこが悪いのではないか。そう言ったことを考えることもできるようになりました。

この留学は私の人生を大きく変えてくれたものと思います。

(R.A.)